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stap細胞論文共同著者「結論には影響しない。」 [科学]

stap細胞論文の共同著者であるチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授がこれまでの疑念に対する回答で、

「結論には影響しない。」

として論文撤回に否定的な立場をとっています。

また、同じくstap細胞論文の共同著者14名の一人、丹羽仁史理研プロジェクトリーダーは、

「stap細胞ができたという根幹は揺るがない」

と語り、stap細胞の作製が成功したことは事実であると改めて強調されました。

ただし、ここまでの論文に対する指摘の数々については問題があったことは認めており、海外の生物学者の再現実験に成功例が今のところ報告されていないのは、実験そのものが時間が掛かり、結果が出るには長期間必要だということでした。

stap細胞論文の共同著者は小保方春子さんを含む14人の研究者で構成されています。

stap細胞とは別になりますが、小保方春子さんの博士論文が冒頭20ページにも渡る、いわゆる、コピペで構成されていたことで、捏造疑惑が取り沙汰されている今、擁護出来づらい状況であるの確かだと思います。

しかし、早稲田大学に英文で提出した小保方春子さんの博士論文のコピペと思われる箇所は、「Background」の部分、『研究に至る背景』と考えられます。

この『研究に至る背景』はそんなに重要な箇所なのでしょうか?

書籍であれば、すぐ本題から読み始める人も多いと思うんですよね。

論文の作法に反する行為であるのは間違いないのですが、今は博士論文に注目するのはそんなに大切なのかとも思います。

今、考えるべきはstap細胞の論文の精査に注力し、指摘された点を真摯に返答することだと思います。



理化学研究所小保方さん捏造調査は長期化する? [科学]

理化学研究所の小保方さんを研究リーダーとして、新たな万能細胞であるSTAP細胞の論文に捏造疑惑が出ている件ですが、11日、文部科学省で理化学研究所による会見が行われました。

その内容とは理化学研究所の広報担当である加賀屋広報室長によるもので、現在の世間を騒がせていることに対して、陳謝するとともに、14日に現時点での調査の進捗具合を説明する記者会見を開く予定であるとしました。

理化学研究所は二人の専門家を調査委員に加え、第三者機関からの専門家を二人、弁護士一人で構成されることを明かしました。

また。理化学研究所の加賀屋広報室長は、小保方さん等が作製した論文を取り下げにも可能性を示唆し、調査委員が捏造などの疑わしい結果が出た場合には論文自体の撤回を求めることも示しました。

さらに調査は長期化する見込みで、今後は理化学研究所の小保方さんだけではなく、組織の体制を検討し直し、再編していくことを示しました。

今回の件では理化学研究所などの研究機関が不正の可能性が出たならば、文部科学省では第三者を加えた調査をすることが定められています。

もし、理化学研究所と小保方さんの論文が捏造ではなく、単なるミスによるものであるならば、修正をすることで、撤回は免れることになります。

折角の大発見が捏造だったという結果が出るならば、非常に残念に思われるでしょうし、何とか世間を沈静化させられるものであって欲しいものです。

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小保方晴子氏捏造疑惑! 【最新情報】 [科学]

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小保方晴子さんの論文に捏造疑惑がかけられていますが、ここで最新情報を整理してみたいと思います。

小保方晴子さんはstap細胞論文の著者の1人として日本だけではなく、海外でも生物学の分野で革新的な発明をしたことで、一気に注目を浴びました。

しかし、11日、理研に所属している小保方晴子さんをユニットリーダーとして提出された早稲田大学への博士論文に、アメリカの研究者がネット上にあげた文章ととても似ているとする部分が多く見つかった。

似ていると思われる所は数えると、108ページに渡る博士論文の約20ページ分になると言われています。

小保方晴子さんは早稲田大学に提出したこの論文で審査の結果、合格、博士の学位を得ました。

現在、分かっている時点で論文の冒頭部分、研究の目的を明確にする文言がネット上に載っている文章と単語の並びから句読点までほぼ同じだったとしている。

ネット上に載っている文章がコピペで論文に使われた可能性が多分にあるとして、捏造疑惑を追求されることとなった。

この早稲田大学に提出された小保方春子さんの博士の学位を取ることとなった論文は、stap細胞のことではない。
しかし、小保方春子さんのstap論文捏造疑惑の渦中の中で、過去の論文に捏造の可能性が指摘されたことは、一つの方向性として悪い印象を拭えないのことは仕方がないことかもしれない。

stap細胞追試成功したフランクフルトの速報は誤報だった? [科学]

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stap細胞の追試を確認しようと、日本や海外で小保方さんによるstap細胞の追試(再現実験}が実施中の様です。

しかし、stap細胞の追試の結果はどれも成功したという報告はないみたいですね。

でも、最近ネット上で話題になりましたが、

stap細胞の追試が成功!フランクフルトの研究者が報告!

との情報がありました。

ところがこの情報はどうもウソだったみたいです…。

stap細胞の追試が成功したかに見えたフランクフルトの研究者はまだまだ実験の段階で、結果はもう少し先の話のようです。

stap細胞は簡単に追試(再現実験)が可能というのが、最大限のメリットであったはずです。

それなのに未だにstap細胞追試成功の報告が挙がってこないのは、本当のところは技術的に難しいのではないか?

少なくとも、メディアが説明した程の容易さは無いのかもしれません。

stap細胞論文の共著を務めた元理研の若山照彦(山梨大教授)は、

論文の価値を高めようと、簡単と強調しすぎたかもしれない。作製は難しいことは難しい

ということでした。

若山教授自身も、小保方さんと一緒に実験した時はstap細胞の作製に成功したが、自身の山梨大でのstap細胞の追試には成功目前のところで失敗に終わっていると語っています。

現在は論文の捏造疑惑まで話が広がりつつあるとのこと。

世紀の大発見とも言われるstap細胞を何とかしてでも追試の確立が上がるように理研のメンバーは真剣に取り組むことを望みます。


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stap細胞が追試(再現実験)は簡単ではなかった【理研】 [科学]

様々な細胞を作れるという夢の様な万能細胞、STAP細胞の作成に成功したのは1ヶ月も前のことですね。

STAP細胞の作製に理研が成功したことで、すごく細胞化学者達を驚かした常識を覆す研究結果だった様で、一般の我々にも、メディアを通じて、如何に大変な研究だったかを知らされました。

しかしながら、最近になってSTAP細胞の大きな利点でもあるSTAP細胞を使った万能細胞の作製が容易である点に対して、日本や海外の研究者達から、 「STAP細胞の再現実験(追試)ができない。」 との声が多く聞かれるようになっているそうです。

STAP細胞の論文にも不足な点が有ることが指摘されています。

これについて、STAP細胞の理研は、より詳細なSTAP細胞の再現実験(追試)手順を公開すること、論文の不足な点にも準備を進めています。

約1月前にSTAP細胞の論文はイギリスの科学誌ネイチャーに掲載され、理研の小保方晴子(30)さんによって万能細胞の作製に成功したことが発表されました。

STAP細胞は理研の小保方晴子さんによると、マウスのリンパ球を弱酸性の溶液に30分浸すだけで再現実験(追試)できるとしています。

ところが、今回のSTAP細胞の再現実験(追試)が『簡単』ではなく、各国の研究者達が再現できていないことに対して論文そのものの否定に繋がりかねない状況になっています。

早く、STAP細胞が理研の対応によって再現実験(追試)できることが求められます。
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